組合方式(くみあいほうしき)とは、複数の個人や法人が、共通の利益を追求するために、自主的に組織した団体のことを指します。組合方式は、日本の民法に基づいて、法的に規定された形態の一つであり、公益性があるとされています。
組合方式には、会員による自主的な運営・管理が求められます。具体的には、組合員の集会による決定に基づいて、財産の共同管理や業務の運営を行い、その利益を組合員に還元することが求められます。また、組合員が個人的な責任を負うことはなく、組合の財産や債務は、組合自体が負うことになります。
組合方式は、共同経営や労働組合、生産者組合など、多様な分野で用いられています。共同住宅においても、組合方式が採用され、住民たちが共同で管理・運営を行うことがあります。組合方式による共同管理によって、より良い住環境やコミュニティを形成することが期待されます。